2024年10月13日から見頃を迎え、全国で撮影されている大彗星「紫金山・アトラス彗星」が上松町でも観測できました。

写真は14日夜、日没直後のものです。

上松町は木曽谷にあり、西部に山々が連なっているため、撮影は東部の木曽駒ケ岳山麓から行いました。

彗星は日が暮れるとともに明るさを増し、18:10頃から肉眼でもおぼろげに確認できる状態となりました。

この日は晴れから曇りに移り変わる天候で、彗星の大部分は薄い雲の向こう側でしたが、それでも尾を含めて明るさが確認できました。

こんな天体ショーが楽しめる機会はなかなかありません。

この後、紫金山・アトラス彗星は徐々に地球を離れ、明るさも尾の長さも減衰していく見込みです。

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