10月17日(日)、遅い秋が訪れた赤沢自然休養林で、「医師と歩く森林セラピーの森」が開催されました。
このイベントは、INFOM国際自然・森林医学会日本支部の応援を受けています。
今年も新型コロナウィルスの感染防止対策として、長野県内に参加者を絞って開催。
安曇野市などからご応募がありました。
久米田名誉院長は森林セラピー専門医のパイオニアとして、お客様にご一緒して下さいました。
当日は前夜から雨。
朝も寒い雨が残っており、イベントの開催が危ぶまれましたが、奇跡の曇天に!
しかし一気に北風が強くなり、今シーズン1番の冷え込みが襲来です。
森林セラピストともに森を歩き、自然の中で五感を研ぎ澄ますメニューを体験します。
リラックスする感覚や呼吸法を学んだ後は、森林安息を体験。
ちょっと寒いコンディションでしたが、森の香りは健在でした。
安息の後は、香りの良いクロモジなどをブレンドした温かいお茶をプレゼント。
赤沢自然休養林では様々な生理実験が実施されており、森林滞在での効果が検証されています。
久米田名誉院長も調査にご協力いただいており、コース途中のピクトグラムで生理実験の結果を解説。
そこまで「なんとなく」だった森林の効果が、どんな改善をもたらすのか納得できます。
今回の散策が終わる頃には、晴れ間も見えてきました。
午後からは気温は低いものの、良いお天気に。
今回ご参加の方々も、血圧の改善やストレス値の低下が見られました。
今シーズンの森林セラピーイベントは、今回で終了。
来年こそは新型コロナウィルスの収束を実現し、心置きなく森林散策を楽しんでいただきたいものです。
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