上松町でも8月13日から降り続いた雨は、14日に豪雨へと変わりました。
土石流や道路の寸断、あちこちで土砂災害などが発生し、現在も南部の広範囲で水道水の断水が続いています。
降り続いた雨で、上松町内の観光地も風景が一変しました。
まずは、おなじみ「寝覚の床」。
それが、雨でこの風景に。
撮影した日は雨も小康状態になり、これでも水位が下がった後なのです。
豪雨の最中は避難指示が出ており、こんな川岸で写真を撮っているような状態ではありませんでした。
続いて、木曽街道69次にも描かれている「小野の滝」。
夏にピッタリの、とても涼しげな風景です。
ところが、この滝が恐ろしい姿に。
上流で土石流が発生したため、凄まじい水量になっていましたが、流れてくるのは水ではなく土砂。
しかも大きな石が大量に混じっており、滝の音は「ザーーーー」ではなく「ガラゴロガラゴロ」という違和感たっぷりの情景でした。
こんな恐ろしい小野の滝を見るのは初めてです。
おかげさまで雨も止み、徐々に風景は元に戻りつつあります。
小野の滝も水量は多いものの、既に濁りは消え、元の白い名瀑の姿を取り戻しました。
しかし、今回の災害は大きな被害をもたらしました。
赤沢自然休養林も遊歩道に被害が及んでおり、住宅地もまだまだ復興までは時間がかかりそうです。
観光情報ではなく恐縮ですが、上松町では今回の災害に対する復興のご支援を募っております。
皆様からのお志をお待ちしております。
(8月20日追記)これまでに多くのご支援を頂戴いたしました。町民一同、厚く御礼申し上げます。
皆様も、豪雨災害には十分にお気をつけください。
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